民間学童保育とは?公立との違い・メリットとデメリットを解説!

民間学童保育とは、民間事業者が運営する小学1〜6年生向けの施設で、安心できる居場所と学びを提供します。公立学童より料金は高いものの、夜までの延長保育や送迎サービス、英語・プログラミングなど多彩な習い事ができるのが特徴です。
本記事では、公立との違いや民間学童保育のメリット・デメリットに加え、選ぶ際に重要な「保育環境の安心感」や「サービスの充実度」といったチェックポイントについて詳しく解説します。

子どもが小学校から帰宅したあと、一人で過ごす時間が長いと不安を感じる保護者の方も多いのではないでしょうか。そんなときに頼りになるのが 学童保育 です。

学童保育には「公立」と「民間」があり、どちらを選ぶかによって子どもの過ごし方が大きく変わります。本記事では 民間学童保育の特徴、公立との違い、メリット・デメリット、選び方のポイント を詳しく解説します。

目次

民間学童保育とは?

民間学童保育とは

民間学童保育とは、株式会社やNPO法人などの民間事業者が運営する学童保育のことです。運営資金は保護者が支払う利用料金でまかなわれ、対象は 小学1年生から6年生 です。

施設によっては、ただ預かるだけではなく、学習塾や習い事を兼ねたプログラムを提供しているところもあります。放課後を「安心して過ごせる場所」だけでなく「学びの場」として活用できるのが特徴です。

公立学童保育との違い

放課後児童クラブ(学童保育)は、設置・運営方法によって次の3種類に分かれます。

  • 公立公営学童保育:自治体が設置・運営
  • 公立民営学童保育:自治体が設置し、運営を民間に委託
  • 民間学童保育:民間事業者が設置・運営

公立学童保育の特徴

  • 利用料は安い(約4,000~8,000円/月)
  • 預かり時間は18時までが基本
  • 宿題や自由時間が中心で、サービスの幅は限定的

民間学童保育の特徴

  • 保護者の就労状況に関係なく利用できる
  • 延長保育は21時や22時まで可能な施設もある
  • 学習支援や英語・スポーツなど習い事を取り入れた独自プログラムが充実
  • 利用料は3〜5万円程度と高め

公立は利用料金の相場が安いものの、対象児童や預かり時間に条件があり、サービス内容にもあまり独自性がありません。一方、民間企業は利用料金の相場が高い分、利用上の自由度が高く、サービス内容も独自性が高いことが特徴です。

民間学童保育のメリット・デメリット

民間学童保育のメリット・デメリット

厚生労働省の発表した資料では、2024年における放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況は、下記の通りとなっていました。

登録児童数放課後児童クラブ数
1,519,952人25,635か所
出典:厚生労働省「令和6年(2024年)放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況」

施設数も利用児童数も年々増えており、共働き家庭や小学生の放課後の居場所として、学童保育のニーズが高まっていることが分かります。とくに民営のクラブ数が増加しており、民間学童保育の重要性は高い状況です。

以下では、民間学童保育を利用する際のメリット・デメリットを解説します。

民間学童保育のメリット

民間学童保育を利用することで得られる代表的なメリットは次の通りです。

学習と習い事が両立できる

放課後の時間を有効活用し、宿題サポートや英語・プログラミング・音楽などの習い事を同時に受けられます。学童保育の時間で子どもの能力を伸ばせることがメリットです。

誰でも利用可能

共働きやひとり親に限らず、小学校低学年から利用できるため、幅広い家庭に対応しています。

柔軟な延長保育

仕事で帰りが遅くなる日も安心。夕食付きで夜まで預かってくれる施設もあります。

民間学童保育のデメリット

一方で、民間学童保育には以下のデメリットもあります。

  • 費用が高い:公立に比べて数倍かかる場合もある
  • サービスの質に差がある:運営会社によって教育方針や指導体制が異なる
  • 立地の問題:自宅や学校近くに施設がないケースもある

民間学童保育の中には、事前体験を用意しているケースもあります。利用料金を支払う以上、保護者と子どもにとって最適なサービスを提供してくれる施設を選びましょう。

民間学童保育を選ぶ際のポイント2つ

民間学童保育を選ぶ際のポイント2つ

民間学童保育は、施設を運営する会社や法人の運営方針によって、多種多様なサービスが存在します。そのため、民間学童保育は料金形態だけでなく、自分たちの家庭環境や、子どもに受けさせたいサービスなどを確認した上で決めることが大切です。

ここからは、民間学童保育を選ぶ際のポイント2つを紹介します。

保育環境の安心感

民間学童保育は会社や法人が施設を設置するため、運営元によって保育環境が異なります。保育環境で確認すべきポイントは、以下の2点です。

  • 子ども一人あたりのスペースが十分か

    子どもが安心して生活できるように、学童保育の施設は十分な広さが必要です。厚生労働省では、子ども一人あたりの生活スペースは1.65平方メートル以上の面積が望ましいとしています。
  • 防犯対策や安全管理が整っているか

    子どものケガ・事故などのトラブルを防ぐために、子どもの安全管理ができているかを確認することが大切です。

ウィズダムアカデミーは教室は最大200平方メートルと広く、子どもたちがのびのびと過ごせる環境です。安全面では、防犯カメラやドアセキュリティーなどの安全管理システムを備えており、子どもの様子はアプリでご覧いただけます。

サービスの充実度

民間学童保育は、公立よりも保育サービスが充実しています。民間学童保育のメリットを最大限受けられるように、保育サービスは以下の2点を確認しておきましょう。

  • 習い事や学習支援の内容

    預かり時間に習い事を受けられると、効率的に子どもの能力を伸ばすことができます。子ども自身の好みや、やりたいことと合わせられるように、習い事の種類は多いほうがおすすめです。
  • 送迎サービスの有無(小1でも安心して通えるかどうか)

    学童保育を利用する際に、子どもが一人で移動する時間を不安視する保護者の方も多いでしょう。お迎えお送り付添いサービスがあると、スタッフが車での送迎や徒歩で付添いを行ってくれるため、子どもが一人でいる時間を減らすことができます。

ウィズダムアカデミーでは、学習支援から芸術分野・プログラミング・スポーツ・文化・英語まで、30種類以上の習い事を用意しております。施設の半径2キロメートル圏内であればお迎えお送り付添いサービスを利用できるため、忙しい保護者の方はぜひご利用ください。

まとめ

民間学童保育は、公立に比べて料金は高いものの、 延長保育・多彩な習い事・柔軟な利用条件 といった魅力があります。

小学校低学年のうちから、安心できる居場所と学びの環境を整えてあげることは、子どもの成長にとって大きなプラスになります。

放課後の居場所を探している方は、ぜひ ウィズダムアカデミーの民間学童保育 をご検討ください。安全な環境と豊富な学習プログラムで、お子さまの可能性を大きく伸ばすサポートをしています。

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