夏休みだけ学童保育を利用できる?学童保育に預けるメリット
子どもが学校に行っている間は働いている人、子どもにダラダラと過ごさせたくない人の中には、「夏休みだけ学童保育を利用したい」という人もいるでしょう。夏休みだけの入所の可否や1日の過ごし方は学童によって異なるため、自分の働き方や子どもの性格に合う学童選びが重要です。
今回は、夏休みだけ学童保育を利用するメリットや注意点について解説します。夏休みは長期におよぶからこそ、学童保育も活用し、子どもにとって有意義な日々となるよう工夫しましょう。
夏休みだけでも学童保育に預けられる?
一部の自治体では、夏休みだけでも学童保育を利用することが可能です。開所時間はおおむね8時から17~18時まで、延長保育を利用すると19時ごろまで子どもを預けることができます。また、夏休み期間中の月額利用料は5,000円~10,000円程度です。
学童保育は、保護者が共働きなどの理由で放課後に面倒を見てくれる人がいない小学校児童を預かる施設です。多くの学童保育では、子どもをただ預かるだけでなく、指導員による自主学習の見守りやレクリエーションイベントなどを実施しています。
公立学童では夏休み利用の募集枠が少なく、すぐ定員に達してしまうケースもあります。夏休みに公立学童を利用できない場合は、民間学童による夏休み向けコースの利用を検討してもよいでしょう。
夏休みに学童保育を利用する4つのメリット
学童保育を活用して子どもの預け先を確保することで、親は安心して仕事に励めるうえ、自分の時間も確保しやすくなります。夏休みに学童保育を利用することは親だけでなく、子ども本人にとってもメリットが大きく、「夏休みなのにゆっくり過ごさせてあげられない」といった不安を感じる必要はありません。
ここからは、夏休みだけでも学童保育を利用するメリットを4つ紹介します。
子どもが規則正しい生活を送れる
長期休暇中は「朝に起きて夜はしっかり寝る」という生活リズムが乱れやすくなります。特に夏休みは日数が長く、一度乱れた生活リズムを元に戻すことは簡単ではありません。ジャンクフードやおやつの食べすぎなどで栄養バランスが崩れると、夏バテや熱中症などで体調も崩しやすくなるでしょう。
夏休み中でも学童保育は朝から夕方まで開所しており、学童保育に通うことで夏休み前のような生活リズムを保ちやすくなります。公立学童のなかには学習時間を設けているところも多く、夏休みの宿題などを持ち込んで自主学習することが可能です。また、低学年向けにお昼寝の時間を設けている施設もあります。学童などを活用して夏休みの生活リズムの乱れを防ぐことは、2学期以降の学校生活を快適にスタートさせるためにも有効です。
異年齢の子どもや大人と交流できる
学童保育にいる間は、年齢の異なる人との交流を通じて、同年代の子ども同士ではなかなか得られない刺激を受けることができます。年上の子から優しくしてもらったり、自分より小さい子から頼られたりすることは、自信や思いやりの心を伸ばすよいチャンスです。さらに「お兄さん・お姉さんのように○○できるようになりたい」と向上心が芽生えたり、「みんなのお手本になろう」と自分を律したりするきっかけにもなるでしょう。
核家族化や近所付き合いの希薄化により、子どもが普段から深く関わる大人の数はどんどん少なくなっています。学童保育の夏祭りといった各種行事を通じて家族以外の大人と関わることは、社会性とコミュニケーションスキルを伸ばすうえで効果的です。
子どもが家で1人で過ごす心配がない
子どもが小学校に上がると、子どもだけで留守番させる機会も出てきます。とはいえ、留守番できるようになるタイミングや時間の長さは、子どもによってまちまちです。子ども1人に留守番させて「不審な電話や訪問者が来ないか」「火を取り扱ったりしないか」と心配に思う親は多いでしょう。子どもだけで留守番させることに抵抗があり、かつ祖父母などに頼りにくい場合は、安全確保のために学童保育を活用することも一案です。
学童保育に子どもを預ければ、子どもが1人で留守番をする必要がありません。学童保育には大人のスタッフが常駐し、子どもたちを見守りながら面倒を見るため、安心して預けることが可能です。子どもが宿題をせずゲームや動画に熱中する心配もなく、犯罪や交通事故などのトラブルに巻き込まれる可能性も減ります。
特別なプログラムを体験できる
多くの学童保育では夏休み向けの特別なプログラムが設けられており、家庭や普段の授業ではなかなかできない体験を楽しむことができます。自分の住む自治体の公立学童がプログラムを実施していない場合は、民間学童の利用を検討してもよいでしょう。
中には、プログラミングや絵画コンクール、クラフト教室など、夏休みのスペシャル企画としてワークショップを開催している民間学童もあります。ワークショップに参加すれば、子どもが新しい物事に興味を持つきっかけ作りにもなるでしょう。民間学童ではプログラム体験だけでなく、夏休みの宿題をする時間も十分に確保されているため、宿題がおろそかになる心配も無用です。わからないところがあればスタッフからフォローしてもらえるうえ、友だち同士で一緒に勉強することでモチベーションを保ちやすいこともメリットです。
夏休みに公立の学童保育を利用する際の注意点
学童保育には多数のメリットがありますが、注意点も存在します。特に、夏休みに公立学童を利用する場合は、以下の点に注意が必要です。
- 子どものお弁当を作る必要がある
公立学童の場合、学校のように給食が出ることはほとんどありません。仕事などで忙しい親にとって、毎日のお弁当作りが負担になることもあります。お弁当作りの手間を減らすコツは、手作りにこだわりすぎず、前日の残りものや冷凍食品などを活用して簡単に作れるようにすることです。子どもに楽しく通所してもらうために、子どもの好きなおかずをお弁当に入れるとよいでしょう。 - 夜遅くまでは子どもを預けられない
公立学童の開所時間は原則17~18時まで、延長保育を利用しても19時台までとなります。基本的に、学校に併設されている学童保育は自力で通所できることが入所条件です。しかし、延長保育などを利用する場合は、お迎えが義務付けられることもあります。どうしても帰りが遅くなる場合は、近くに住む祖父母やファミリーサポートなどの力を借りるか、夜遅くまで開いている民間学童を利用しましょう。
子どもに有意義な夏休みを過ごしてほしいときは?
夏休みに学童保育を利用するにあたり、公立と民間のどちらにすべきか迷う人は少なくありません。子どもに有意義な夏休みを過ごしてほしい場合や、職場で時間の融通が利かない場合は、民間の学童保育がおすすめです。
公立学童は費用の安さと自由時間の長さがメリットですが、凝ったプログラムを準備しにくく、1日の流れが単調になることもあります。
その点、民間学童である「ウィズダムアカデミー」では、夏休み向けプログラムや専門講師による多数の習いごとを実施しております。お子さまがストレスなく安全に過ごせるよう、校舎内の環境やスタッフの人数にも配慮。幼稚園児や保育園児向けコースもあるため、兄弟・姉妹と一緒にご利用いただくことが可能です。仕事などで学童保育の送り迎えが難しい場合は、スタッフが付き添う「お迎えお送り付添いサービス」もぜひご活用ください。
まとめ
一部の自治体では、夏休みだけでも公立学童を利用することが可能です。夏休みに学童保育へ通うことで規則正しい生活と安全を保ちやすくなり、異年齢の子どもとの交流や夏休みならではの体験も楽しむことができます。
民間学童でも夏休みだけの入所を受け付けており、夏休み用のプログラムも豊富です。ウィズダムアカデミーでは、さまざまな習いごとや特別プログラムを体験できます。夏休みの短期利用も歓迎しているため、お気軽にお申込ください。
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