学童と習い事は両立できる?民間学童でできる勉強・稽古の例も紹介!
子どもが保育園や幼稚園を卒業し、小学校に入学するにあたって、学童の利用を考える親は多くいます。学童は仕事と家庭を両立したい親のサポート役を担い、放課後や長期休暇中の平日を一人で過ごす子どもたちの居場所として活用できる施設です。しかし、いざ学童に申し込むときに「習い事と両立できるか」が気になり、二の足を踏む人もいるでしょう。
当記事では、学童と習い事の違いや「学童と習い事は両立できるか」という疑問に対する回答を紹介します。学童と習い事を無理なく両立できるおすすめの学童も紹介するため、子どもと両親にとって望ましい預け先を探したい人は、ぜひ参考にしてください。
学童と習い事の特徴・違い
学童においても、スポーツなど、子どもの興味関心を引くプログラム・英語教育などが提供されることがあります。では、学童と習い事にはどのような違いがあるのでしょうか。学童と習い事の両立を考える前に、それぞれの特徴をおさらいしましょう。
学童とは
学童は、主に共働きや一人親世帯の子ども向けに、親が帰宅するまでの時間、安全・安心な生活の場を提供する施設です。学童では基本的に特定のテーマに応じた指導が提供されることはなく、勉強や遊びの時間がバランスよく提供されます。
習い事とは
習い事とは、学習塾や水泳教室・絵画教室・ピアノ教室、プログラミング教室などの総称で、子ども一人ひとりの興味関心に応じたレッスンを受けることができます。努力の積み重ねによる成功体験を得ることで、自己肯定感を高めることが可能です。
学童は「第二の我が家」として、家にいるときの過ごし方と同じようなスタイルで生活する場所を提供する施設です。そのため、学童では必要に応じて、おやつや昼寝、宿題タイムも提供されます。
一方、習い事ではおやつや昼寝は提供されません。また、習い事は学童のように毎日実施されることは少なく、「週に1回」など決められた頻度で通うことが一般的です。
学童と習い事は両立できる?
学童と習い事は、一般的に両立できます。ただし、預かり時間中に習い事へ行き、再び学童に戻るなどの学童の中抜けや、早帰りを認めない施設もあります。学童を利用する場合は、事前に習い事との両立について確認しましょう。
公立学童(放課後児童クラブ)では、頻繁に中抜けや早帰りすると、継続利用が制限される可能性もあります。定員などの都合によって「学童を利用したくても、利用できない子ども」を救うための措置です。継続利用を希望する場合は、習い事との両立を諦めなくてはならないことがあります。
その点、民間学童は、中抜けや早帰りに対する理解度は高めです。習い事を理由に中抜けや早帰りしても翌年の継続利用を制限されるリスクが低く、子どもや親の考え方に沿う形で利用できます。
学童と習い事を両立するなら「民間学童」がおすすめ!
前述のとおり、学童と習い事を両立するなら民間学童の利用がおすすめです。民間学童には、以下のようなメリットがあります。
- 遅い時間まで預けられる
民間学童の中には、最大22時など遅い時間までの預かりに対応している施設があります。そのため、早い時間のお迎えが難しい共働き世帯も安心です。公立学童の多くは、18時〜19時までしか子どもを預かりません。19時以降にしか子どもを迎えに行けない日が多い世帯には、民間学童がおすすめです。 - 学童に子どもを預けながら習い事をさせやすい
民間学童のほうが習い事への理解度が高いため、学童と習い事を両立させたい人におすすめです。一部の民間学童では、施設内で習い事を提供する取り組みも見られます。多種多様な習い事を提供する民間学童を選択すれば、子どもの自主性を尊重して好きな内容を選ばせることも可能です。
ただし、民間学童の提供するサービスは、施設によって異なります。希望するサービスが受けられることを事前に確認し、利用用途に合う施設を利用しましょう。
民間学童でできる習い事の例5つ
最後に、民間学童で提供される習い事の例を5つ紹介します。民間学童が提供する習い事は多岐にわたるため、以下の5つはあくまでも一例である点に注意してください。
子どもに通わせたい習い事が決まっている場合は申し込み前に確認し、希望に応じた内容の提供される施設を選択しましょう。
クラフト
クラフトは、空き容器や空き箱、紙コップなどを使用しておもちゃなどを製作する習い事です。子どもは、作品作りに取り組むことで、想像力や創作力を養うことができます。また、クラフトは下記のような教育的意義も持つ習い事です。
- はさみや定規など、製作活動に必要な道具の使い方を学べる
- じっくりと製作に取り組むことで、集中力や持続力が育つ
- 自ら思考する力や表現力が身に付く
製作活動を進める上で手を動かすことは、子どもの脳を刺激し、神経回路の発達をサポートするともいわれます。子どもはクラフトを通じて多くのことを学び、将来に役立つ力を身に付けることが可能です。
そろばん
日本古来の稽古として親しまれているそろばんは、子どもの数字の感覚や集中力を伸ばしたい人におすすめの習い事です。そろばんを通じて数字の感覚を育てると、算数に対する苦手意識を払拭できるでしょう。
そろばんをリズミカルに弾く音は、左右両方の脳の成長を促します。左右両方の脳が成長することには、頭の回転が速くなる・発想力やひらめき力が鍛えられるなど、さまざまなメリットが期待されます。
プログラミング
2020年からすべての小学校において、プログラミング教育が必修化されました。小学生のうちからプログラミングの考え方に触れさせることで、論理的な思考パターンや情報活用能力を育てることが可能です。
小学校低学年のうちから、習い事としてプログラミングの考え方に触れて苦手意識を払拭しておくことで、実際に授業を受けるときにも問題なく対応できます。
体操教室
体操教室は、マットや鉄棒、跳び箱などを使用する運動により、身体の動かし方を学習する習い事です。体操教室では、下記のような力を身に付けることができます。
- 新しい技に挑戦するチャレンジ精神
- 失敗してもめげることなく、再び挑戦する粘り強さ
- 基礎筋力やバランス感覚、柔軟性の向上
基礎筋力や柔軟性を身に付けることは、体操以外の運動スキルを伸ばすことにも貢献します。体操教室は、運動が得意な子どもを育てたい人におすすめの習い事です。
英語
子どもの頃から英語を学習することは、ネイティブ発音に耳を慣れさせ、実際のコミュニケーションで役立つ語学力を育てることに貢献します。語学力を伸ばすことは、世界を股にかけて活躍できるグローバル人材を育てるための近道です。
英語の習い事では絵本などを教材に使用して、子どもが楽しく学習できる環境を提供します。英語でクイズを出題したり、回答したりする学習方法が含まれるケースも多く、スピーキング力を伸ばすことが可能です。
ウィズダムアカデミーでは、今回紹介したすべての習い事を提供しています。ウィズダムアカデミーの習い事を実際に体験したい人は、無料体験を利用してみるのもよいでしょう。
まとめ
今回は、「学童と習い事は両立できるか」という疑問に対する回答と、学童の選び方を解説しました。
民間学童は習い事と両立しやすく、夜遅くまで営業している施設が多いため、共働き世帯にとって望ましい預け先です。民間学童の中には、預かり時間の中でさまざまな習い事を提供してくれる施設もあります。
民間学童が提供する習い事の例は、クラフトやプログラミング、英語です。民間学童の習い事を体験させたい人は、ぜひウィズダムアカデミーの無料体験にお申込ください。
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