学童保育は何時まで？種類別の預かり時間とお迎えが間に合わない時の対処法

「学童保育って何時まで預かってくれるの？」
「仕事でお迎えに間に合わなかったらどうしよう…」

学童保育を初めて利用する保護者の方にとって、これは大きな不安ポイントです。

この記事では、

• 学童保育の種類別の預かり時間
• お迎えに遅れるときの対処法
• 残業が多い家庭におすすめの学童保育

をわかりやすく解説します。仕事と子育てを両立したい方はぜひ参考にしてください。

学童保育は何時から何時まで？種類別の特徴

学童保育には大きく分けて3つの種類があります。種類によって預かり時間が異なるため、違いを把握しておきましょう。

自治体が運営する学童保育（放課後児童クラブ）

• 預かり時間：放課後～18時頃まで（学校休業日は朝8時頃～18時頃までが一般的）
• 共働き家庭を中心に利用可能
• 子どもはおやつを食べ、宿題をしたり友達と遊んだりして過ごす

厚生労働省によると、自治体が運営する学童保育（放課後児童クラブ）の目的は、以下のように定義されます。

保護者が労働等により昼間家庭にいない小学校に就学している児童に対し、授業の終了後等に小学校の余裕教室や児童館等を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図るもの

引用：厚生労働省「放課後児童健全育成事業について」

自治体が運営する学童保育では、放課後児童支援員や学童指導員の見守りのもと、子どもたちは普段の生活と変わらない行動をとることができます。自治体が運営する学童保育の一日の流れの例は、下記のとおりです。

自治体が運営する学童保育は、子どもに勉強させる場所ではありません。自治体が運営する学童保育はあくまでも、宿題に取り組む場所を提供する役割を担います。

放課後子ども教室（文部科学省管轄）

• 預かり時間：放課後～17時頃まで
• すべての子どもが対象
• 体験活動やスポーツ、地域交流を重視

ただし、毎日実施されるとは限らず、長期休暇や土日には利用できない場合が多いため注意が必要です。

放課後子ども教室と呼ぶ学童保育が提供するプログラムの例は、下記のとおりです。

• 学校の花壇に花を植える
• インターネット子ども教室に参加する
• 地域の元高校教師による算数教育に参加する

放課後子ども教室と呼ぶ学童保育は厳密にいうと、子どもを預かるサービスとは異なるため、原則的におやつは提供されません。

また、放課後子ども教室と呼ばれる学童保育は、学校・公民館など既存の施設を活用して実施されます。そのため、他の学校で実施するサービスには参加できないケースが多く、選択肢が限定的です。

民間・企業が運営する学童保育

• 預かり時間：放課後～19時が多い
• 延長料金を払えば22時頃まで対応可能な施設もある
• 習い事やイベントがセットになっていることも

「おやつや夕食の提供」「宿題サポート」「季節のイベント」など、子どもにとって充実した環境が整っているのが魅力です。

学童のお迎えに間に合わないときの対処法

以下では、学童のお迎えに間に合わない場合の対処法を解説します。

すぐに連絡する

まずは学童保育に電話をして、遅れる理由と到着予定時刻をお伝えください。わかった時点で早めに連絡することが大切です。

電話を受けた後の学童保育の対応は、学童保育を運営する企業・自治体ごとに異なります。お迎えに間に合わないときの連絡先だけではなく、学童保育の対応方針も事前に確認しておくと安心です。

ご家族や知人にお願いする

祖父母やご兄弟など、近くに住むご家族へお願いできると安心です。

身近に頼れる人がいない場合は、同じ学童を利用する保護者同士で助け合う仕組みを作っておくのもおすすめです。

ただし、親族や他の子どもの母親に依頼する際は、相手の気持ちを思いやり、負担をかけない頻度に留めてください。他の子どもの母親に依頼する場合は、「今日の学童のお迎えを依頼する代わりに、次の土曜は自分が担当する」など、双方にメリットのある条件を打診する配慮も大切です。

ファミリーサポートを利用する

自治体のファミリーサポート制度に登録しておくと、提供会員の方にお迎えをお願いできます。事前に顔合わせをするため、お子さまも安心して任せられます。

残業が多い家庭には「民間学童」がおすすめ

「毎回お迎えに間に合うか不安…」
そんなご家庭には、遅い時間まで子どもを預かってくれる、民間学童保育の利用がおすすめです。

民間学童保育には、自治体が運営している学童保育とは異なる特徴があります。たとえば、「ウィズダムアカデミー」は下記の特徴を持ちます。

• 預かり時間内に、専任講師による質の高い習い事を受けられる
• 子どものリラックスできる空間や、充実した設備が提供される
• 最長22時まで、預かり時間の延長を相談できる

ウィズダムアカデミーを始めとする民間の学童保育では、預かり保育にプラスアルファのサービスを提供しています。子どもにとっても親にとっても望ましい環境・サービスが整った学童を希望する人は、民間の学童保育を活用しましょう。

まとめ

学童保育の預かり時間は、種類によって異なります。民間の学童保育は遅い時間までの預かりに対応する傾向があり、頻繁に残業が発生する人も安心です。

民間の学童保育は、習い事など預かり保育の他、プラスアルファのサービスを受けられる点が魅力といえます。「自分自身のキャリアを維持したいけど、育児も妥協したくない」という人は、ぜひウィズダムアカデミーをご検討ください。