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幼稚園から習い事をするメリット・デメリット|おすすめの種類も!

幼稚園の入園にあたり、一度は考えるのが子どもの習い事です。習い事には、運動系、学習系、音楽系などさまざまな種類があります。子どもには多くの経験をさせたいと考える両親は多いでしょう。

実際に、どのくらいの子どもたちが習い事をやっているのでしょうか。また、早くから子どもに習い事をさせるメリット・デメリットも気になるところです。

そこで今回は、幼稚園から習い事をするメリット・デメリットと、幼稚園児におすすめの習い事を紹介します。子どもに習い事をさせたいと思っている保護者の方は、ぜひ参考にしてください。

目次

幼稚園で習い事をする子どもは多い?

幼稚園で習い事をする子どもは多い?

学研総合教育研究所による「幼児の日常生活・学習に関する調査」によると、5歳頃から習い事をする子どもが半数以上を占めています。

出典:学研総合教育研究所「幼児の日常生活・学習に関する調査」

入園から一年経ち、幼稚園生活に慣れてきた年中を目安に習い事をはじめる子どもが多い傾向です。周りの友達が習い事をはじめたのをきっかけに自分もやりたくなるなど、子どもならではの理由から習い事をはじめるケースもあります。

習い事をはじめるタイミングは、子どもの成長段階や家庭事情によって異なります。習い事は、全員が足並みを揃えて一斉にはじめるものではありません。好きなタイミングで習い事をはじめるとよいでしょう。

幼稚園から習い事をさせるメリット・デメリット

幼稚園から習い事をさせるメリット・デメリット

幼稚園の段階で習い事をさせる場合、習い事をする目的や理由を明確にすることが重要です。習い事の目的などをはっきりさせることで、幼稚園から習い事をすべきか否かが判断しやすくなります。

また、習い事をさせるメリット・デメリットを知るのも、習い事をすべきかの判断材料となるでしょう。ここでは、幼稚園から習い事をさせるメリット・デメリットを2つずつ紹介します。

メリット1:子どもの視野が広がる

幼児期の子どもは好奇心旺盛で、見るものすべてに興味を持ちます。子どもが関心を持ったものに実際に触れて体感することで、瞬く間に見る世界が広がるでしょう。

また、幼稚園とは違う環境での経験は、子どもにとってよい刺激につながります。家族や幼稚園以外の人間とコミュニケーションを取ることで、新しい人間関係の構築も可能です。

異なる環境での経験によって視野が広がると、子どもはさまざまな視点から物事を考えられるようになります。

メリット2:心や体の成長につながる

子どもは楽しいこと、やりたいことに無我夢中になって全力で取り組みます。子どもの驚異的な集中力は心を鍛え、すぐに諦めない気持ちを育てることにつながります。

例えば、音楽系の習い事をしている子どもは、指先を使うことで脳の働きを活性化させ、聴覚の発達や豊かな感性の向上を期待できるでしょう。運動系の習い事をしている子どもは、筋肉と体力が付いて運動能力が向上し、丈夫で健康な体作りを促せます。

デメリット1:友達と遊ぶ時間が減る

習い事をはじめると、自由な時間が少なくなる点がデメリットです。友達と遊ぶ時間も減るため、子どもにストレスが溜まりやすくなります。運動系の習い事をしている場合は、土日に試合の予定が続くと家族と出掛ける時間も減るでしょう。

「子どもは遊びが仕事」と言われるように、子どもは遊びながら多くのことを学んで成長していきます。日々の生活に支障が出ないよう、習い事と遊びのバランスを考えましょう。

デメリット2:想定外の出費につながる場合がある

習い事の内容によっては、毎月支払う月謝の他にも費用が掛かります。

例えば、音楽系の習い事では練習するための楽器や楽譜の購入、発表会の時に着るドレスやヘアメイクのセット代が掛かります。運動系の習い事は、ユニフォームやスパイク、道具を一式揃える必要があり、試合の遠征費も掛かるでしょう。学習系の習い事は教材の購入代に加えて、年齢やコースが上がるにつれて月謝の金額が上がります。

習い事は月謝だけではなく、諸費用も掛かることを想定して決めましょう。

幼稚園児におすすめの習い事4つ!

幼稚園児におすすめの習い事4つ!

幼稚園児の習い事は、子どもが得意なことや興味のあるものを複数挙げ、性格やタイプと照らし合わせながら選択することが大切です。習い事の中には、入会前に無料体験や見学会を行っているところもあります。気になる習い事が複数ある場合は、実際に体験させてみるとよいでしょう。

ここでは、幼稚園児におすすめの習い事を4つ紹介します。

リトミック

リトミックは、音楽と体操を掛け合わせた習い事です。幼稚園のカリキュラムに取り入れていることも多く、ピアノや音楽に合わせてリズムを取り、存分に身体を動かして遊べます。準備するものはなく、気軽に取り組める点が魅力です。

音が鳴ったら反射して行動するため、順応力が養われます。また、身体を動かすため身体能力の向上も期待できるでしょう。音楽のセンスを高めるだけではなく、表現力が身に付くため豊かな感性の育成にもつながります。

水泳

水泳は水中の全身運動になります。水泳では全身の筋肉が鍛えられるため、基礎体力の向上が望めます。また、息継ぎで多く呼吸をするため、心配器機能を強くすることも可能です。

小学校に入ると水泳の授業があるため、予習も含めて小学校入学前に習い始める子どもが多く見られます。費用も月謝の他には水着の購入程度で済み、宿題もないことから負担少なく根強い人気があります。他の習い事と併用して習っている子どもも少なくありません。

ダンス

ダンスは、HIPHOP、フラダンス、チアダンス、バレエなど種類が豊富です。近年、中学校の授業でダンスが必修科目になったことを受けて、注目が高まっています。

ダンスの習い事は、音楽のセンスはもちろん、どのダンスレッスンもストレッチに重点を置いていることから、柔軟性が身に付きます。また、全身を使ってリズム感を表現するため、表現力が豊かになります。集団で踊ることで協調性を身に付けられるのも魅力です。

そろばん

そろばんは、スマホが普及した今でも根強い人気があります。計算では左脳だけでなく、想像力や集中力を養う右脳も使うため、脳全体の発達を促すことも可能です。

また、暗算力は計算の正答率を高めます。正確に早く計算できるスキルは、大人になっても重宝するでしょう。

幼稚園の習い事は負担が多い?気を付けたいポイント2つ

幼稚園から習い事をする場合、月謝などの費用の他に送迎などの負担が生じます。幼稚園児は1人で習い事に行くことが難しく、親の送迎が不可欠です。

ここでは、幼稚園の習い事で気を付けたいポイントを2つ紹介します。

  • 日曜日の習い事は避ける

    日曜日は休息日にするなど、休日の習い事は控えましょう。平日は幼稚園に通っているため、週末は疲れていることもあります。

    また、近年は共働きなどの家庭事情により、平日に習い事させられない分、休日の土日に習い事をさせるケースが増えています。しかし、休日に習い事を入れると、家族と過ごす時間が減り、今後の子どもとのコミュニケーションに悪影響を及ぼしかねません。

    日曜日は、一週間で唯一家族全員が揃うという家庭も多いでしょう。子どもの体力を考慮しつつ、家族で触れ合う時間も大切にすることがポイントです。
  • 送迎サービスがある習い事を選ぶ

    送迎の負担が理由で習い事を躊躇している場合は、お迎えお送り付添いサービスの利用がおすすめです。お迎えお送り付添いサービスを利用する場合はサポート料金が必要になりますが、親の体力や時間、手間なども含めて考えると、負担は軽減されるでしょう。

    習い事の中には、お迎えお送り付添いサービスが用意されているものもあります。保護者の送迎が難しい場合は、お迎えお送り付添いサービスのある習い事を選ぶのもおすすめです。

まとめ

幼稚園で習い事をはじめる子どもは、半数以上を占めます。習い事は幼児期の心と体の成長に多くの効果をもたらし、子どもの世界を広げるでしょう。一方で、自由な時間が減ったり、予想外の出費で負担が増えたりといったデメリットもあります。送迎の負担が大きい場合は、お迎えお送り付添いサービスの利用がおすすめです。

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