ウィンタースクールとは?主なプログラムと教室選びのポイント
冬休みを利用して子どもをウィンタースクールに通わせる保護者の方は少なくありません。ウィンタースクールは短期間でありながら、子どもの能力や興味を引き出すための魅力的なプログラムが組まれています。
当記事では、ウィンタースクールの概要と参加するメリットを述べた上で、ウィンタースクールの主なプログラム7種類について詳しく解説します。また、ウィンタースクールの選び方にも触れるため、冬休み中に子どもに豊かな経験をさせたい保護者の方は、ぜひご覧ください。
ウィンタースクールとは?
ウィンタースクールとは、主に冬休みに行われる、語学やアクティビティの短期研修のことです。通学型と宿泊型があり、世界各国の教育機関や団体が主催しています。
ウィンタースクールに参加するためには、主催団体への申し込みが必要です。各学校や団体のホームページ上でウィンタースクールの概要が公開されるので、募集期間中に申し込みフォームから応募しましょう。海外のウィンタースクールを希望する場合は、留学エージェントやインターナショナルスクールへの見積もりが必要となるケースもあります。
ウィンタースクールの期間は、3~10日前後が一般的です。費用相場は地域や期間により差があるものの、日本では数千円~5万円、海外では10万~40万円で参加できるプログラムが多くなっています。
ウィンタースクールに参加するメリット
長期休みを利用した研修プログラムとしてサマースクールが有名ではあるものの、あえてウィンタースクールを選択する家庭も少なくありません。
ウィンタースクールに参加するメリットとして、以下の3つが挙げられます。
- メリット1:集中して通える
冬休みは宿題が少なく、予定を合わせやすいので、子どもは心に余裕を持ってウィンタースクールに参加できます。また、ウィンタースクールは1週間前後の短期間なので、気持ちが緩みにくく、学習に対するモチベーションを維持しやすいでしょう。 - メリット2:規則正しく生活できる
お正月は生活が不規則になりやすく、勉強に身が入らない子どもも少なくありません。ウィンタースクールでは、朝から夜までしっかりとスケジュールが組まれているので、生活リズムが安定する上、有意義に時間を過ごせます。 - メリット3:将来がイメージしやすくなる
1年の終わりである冬にウィンタースクールに参加することで、「来年はもっと英語を勉強したい」など、新年の目標を立てやすくなります。ウィンタースクールでの子どもの様子を見ながら、親が一緒に将来について考えてもよいでしょう。
ウィンタースクールの主なプログラム
ウィンタースクールでは、英語や歴史などの知識を身につけるプログラムのほか、スポーツやアートといった身体を使うプログラムを用意しているスクールが多い傾向です。スクールによってはプログラミングなど、脳を使うものもあります。
中には留学スタイルのプログラムもあるので、子どもの希望や参加する目的に応じてウィンタースクールを選びましょう。
ここでは、ウィンタースクールの主なプログラムを紹介します。
英語
英語力の向上や、英語に慣れることを目的としたプログラムで、習熟度に合わせてクラスを選択できます。日本国内でも、英語環境の中で学べるウィンタースクールが増えており、充実したレッスンを受けられるでしょう。現地の生活や文化を体験したい人には、留学スタイルのウィンタースクールがおすすめです。
海外留学に備えたい小中学生は、ディスカッションやグループワークを通して、実用的な英語を勉強できるウィンタースクールを選ぶとよいでしょう。
数学
数学のウィンタースクールは、大学教授による講習や実験を交えた本格的なプログラム以外に、ゲーム形式で楽しく学べるプログラムもあります。幼児向けでは、パズルやトランプを用いて、算数の楽しさや面白さを感じられるプログラムが人気です。
数学に対する苦手意識が薄れたり、最新の数学に触れたりと、子どもにとって大きな発見となるでしょう。あらゆる切り口から数学に触れるので、想像力や思考力を引き出す効果も期待できます。
社会
地球環境、貧困問題、差別、戦争といった世界で起きていることや、いじめや高齢化などの身近な社会問題について学ぶウィンタースクールもあります。社会のウィンタースクールには、さまざまな年齢や国籍の子どもが参加するため、ディスカッションを行う中で互いの違いを認め合うといった貴重な経験ができるでしょう。
社会問題について学ぶだけでなく、自分にできることについても考えるため、主体性やリーダーシップ能力の向上にも役立ちます。
スポーツ
身体を動かしたい子どもには、サッカー・野球・バスケットボールといったスポーツのウィンタースクールがおすすめです。未経験者・初心者を対象にスポーツを楽しむことを目的としたコースや、技術向上を目指す上級者向けコースなど、多彩なプログラムが用意されています。
スポーツのウィンタースクールでは、専門コーチの指導を受けたい、冬休み中にスキルアップを図りたいといった子どもの希望を叶えることが可能です。また、全国各地から集まった参加者とプレーするため、協調性やコミュニケーション能力も磨かれるでしょう。
演劇・音楽・アート
ウィンタースクールには、演劇・音楽・アートといった芸術系のプログラムもあります。現役の演奏家や画家による、特別授業が人気です。ウィンタースクールの期間中に、生徒によるオリジナルパフォーマンスを発表するなど、短期間でありながら充実したプログラムとなっています。
プロの芸術家の価値観や、他の人の表現に触れることは、子どもにとって大きな刺激となるでしょう。自己表現の幅が広がるとともに、自分自身に向き合う中で自己肯定感の育成が期待できます。
クラフト
ウィンタースクールでは、室内で楽しめるクラフト教室も人気です。季節にちなんだクリスマスやお正月飾りのほか、万華鏡や楽器作りなど、内容は多岐にわたります。英語のプログラムでは、英語を題材としたクラフト制作の時間が設けられているケースもあります。
気軽に楽しめるクラフトは、幼児にもおすすめです。自由に制作できるので、子どもにとって楽しいリフレッシュの時間となるでしょう。
プログラミング
プログラミングも、ウィンタースクールの代表的なプログラムの1つです。基本から教わるプログラミング体験もあるので、パソコンに詳しくない幼児でも参加できます。プログラミングでアニメーションやオブジェを作ったりと、さまざまなことに挑戦する中で、テクノロジーの可能性を感じられるでしょう。
プログラミングのウィンタースクールでは、情報化社会に必要なIT知識を楽しく習得できます。テクノロジーを学べる授業を取り入れたカリキュラムもあるため、プログラミングを本格的に学びたい子どもにもおすすめです。
ウィンタースクールの選び方
ウィンタースクールでの経験を豊かなものにするためにも、スクールの選びは大切です。ここでは、ウィンタースクールを選ぶポイントを3つ紹介します。
- スクールの期間と費用
ウィンタースクールは、期間が長くなるほど費用も高くなる傾向にあります。費用との兼ね合いも考慮しつつ、検討してください。 - サポートの範囲
現地や日本語でのサポートの有無や、移動の付添いなどを確認し、子どもが安全に参加できるスクールを選びましょう。 - 子どもとスクールの相性
参加人数や教室の雰囲気を確認するなどして、子どもが無理なく参加できるスクールを選びましょう。
まとめ
ウィンタースクールとは、主に冬休み期間に開催される、1週間前後のプログラムです。短い期間だからこそ、子どもは集中して参加することができます。ウィンタースクールには、英語やスポーツ、芸術といったさまざまなプログラムがあるので、子どもの年齢や習熟度に応じて選びましょう。
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