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そろばんは何歳から始めるのがよい?時期の決め方やメリットを解説

そろばんは何歳から始めるのがよい?時期の決め方やメリットを解説

近年では学習塾やスイミング、ピアノなど幼少期から習い事に通っている子どもが多くなっています。そろばんは習い事人気ランキング10位以内に入るほど、人気の習い事の1つです。ただし計算をするというところから、子どもをいつから習わせるべきか迷っている保護者の方もいるでしょう。

当記事では、そろばんを始めるのがよいのか、またそろばんを習うメリットとデメリットを解説します。そろばんを何歳から子どもに始めさせるか迷っている方は、ぜひお役立てください。

 

1. そろばんは何歳から始めるのがよい?

そろばんを始める年齢に決まりはありませんが、幼児期から始めると数字への苦手意識がない状態で始められます。ただし、そろばんは集中力や数への興味も必要なため、お子さんの性格や成長に合わせるのが重要です。

日本珠算連盟によると幼稚園から小学校低学年の間にそろばんを始める子が多く、教室に通っている子どもの平均年齢は9歳です。

Q. そろばんは何歳から習わせたらよいのでしょうか?

A. 一般的には、幼稚園から小学校低学年くらいの間に始める子供達が多いようです。

Q. そろばん教室に通っている子どもの平均年齢は?

A. そろばんを始める年齢は年々低年齢化しており、現在そろばん教室に通っている子どもの平均年齢は9歳くらいだと思われます。

引用:日本珠算連盟「よくある質問(学習編)」引用日2023/03/15

しかし、そろばんを小学校高学年から始めると遅いというわけではありません。あくまでも上記は目安であり、子どもの興味や関心に合わせて通い始めるのがよいでしょう。

以下では、そろばん教室に通い始める年齢の特徴やメリットを解説します。

 

1-1. 3~4歳

3〜4歳は脳の成長が活発な時期です。そろばんは右脳を活性化させるため、イメージ力や記憶力の発達が期待できます。子どもが数の概念を持つのも3歳からとされているので、3歳はそろばんを始める年齢の目安となります。

ただし、子どもの成長度には個人差があるため、3歳になったら全員が始められるわけではありません。じっと座っているのが難しい、数に興味を示さないという場合は時期が早い可能性もあります。子どもの様子を観察した上で、判断するのが大切です。

 

1-2. 5~6歳

5〜6歳になると、数字を読める子が増えてきます。幼稚園や保育園のような集団生活にも慣れ、年長さんとして先生の話を聞けるようにもなります。そろばんの使い方も理解できるので、そろばんを始めるタイミングとしておすすめです。3〜4歳では早すぎると感じたお子さんも、5〜6歳ならスムーズに始められる可能性があります。

5〜6歳でそろばんを始めると、小学1年生になる前に引き算や足し算に慣れ親しめるのがメリットです。数字に対しての苦手意識がないうちに、抵抗なくそろばんを始められる利点もあります。

 

1-3. 6〜9歳

6〜9歳は算数の授業で計算を学習しているため、そろばんに取り組む準備ができています。そろばんを習うと計算スピードが上がるため、そろばんを習っていない子どもに比べて算数の授業を楽しく感じる機会が増えるでしょう。

小学生の特徴として、高学年になるにつれて算数に苦手意識を持つ子どもが増える傾向にあります。6〜9歳のうちに計算に自信を持てるようになれば、算数を得意科目にすることも可能です。

 

1-4. 9~12歳

9〜12歳は自分の意志でそろばんを始める子も多く、短期間での上達が見込めます。子どもの脳が完成する年齢の目安は12歳です。そのため、小学校高学年から始めても脳の発達に間に合わないというわけではありません。

未就学児や小学校低学年からそろばんを始めると、学校の授業で習っていない内容を理解する必要があります。9〜12歳でそろばんを始めると、かけ算やわり算も習っているので、効率よく学べるのがメリットです。

 

2. そろばんを始める時期の決め方

子どもによって、そろばんを習い始める時期は異なります。効果があるからと無理強いして早いうちに始めても、子どもがそろばんを嫌いになってしまう恐れがあります。そろばんに興味を持てないと、長く学び続けるのは難しいでしょう。

そろばんを始める時期の決め方として、次の2つのタイミングを考慮するのがおすすめです。

 

2-1. 数字を理解できるようになる時期

そろばんを扱うには、数の概念を理解する必要があります。数字を読んだり書いたりするだけでは、理解したとは言えません。たとえば、2つ並んだリンゴを見て「リンゴが2個」と認識できるようになったら、理解できています。

3歳頃には数の概念を理解し始めるため、5歳以下のお子さんでもそろばんを習うことは可能です。しかし、子どもの成長には個人差があるため、年齢で判断するのは控えましょう。

年齢にかかわらず子どもが数字を理解していれば、そろばん教室に通わせる準備ができています。

 

2-2. 興味を持ったタイミング

子どもがそろばんに興味を持ったタイミングで、始めるのもおすすめです。数字に興味を持つ幼稚園年少から始めても、算数が難しくなる小学校4年生前後で始めても効果は見込めます。子どもがそろばんを習うのが楽しそうと思えるように促しましょう。

お友だちや兄弟がそろばん教室に通い始っていると、自分もしてみたいと興味を持ちやすくなります。算数や勉強に苦手意識がある場合は、そろばんは難しくないと伝えるのがコツです。

 

3. そろばんを習うメリット・デメリット

そろばんを習う主な方法は、教室に通う方法と自宅で学ぶ方法です。最近では、そろばんを学べるオンライン教室も増えています。子どもにそろばんを習わせる場合は、教室の学習スタイルや予算、子どもの性格などを考慮するのが大切です。

以下では、そろばんを習うメリットやデメリットについて解説します。

 

3-1. そろばんを習うメリット

そろばんを習うメリットは計算力の向上だけではありません。計算力以外の主なメリットは、以下の3つです。

右脳が鍛えられ、発想力やひらめき力が向上する
日本の学校教育は左脳を鍛える内容が多く、そろばんでの学習は左右の脳をバランスよく発達させるのに役立ちます。発想力やひらめき力はAIに取って代わられないスキルとして、今後ますます需要が高まると考えられます。
頭の回転速くなる
そろばんは右脳と左脳をバランスよく使って計算するため、情報処理能力が高くなります。情報処理能力は、頭の回転の速さに直結するのが特徴です。頭の回転が速い方はコミュニケーション能力が高く、円滑な人間関係を築ける傾向にあります。
記憶力が向上する
右脳の記憶力は左脳の数千倍とも言われています。そろばんを習うと右脳が鍛えられるため、記憶力向上の効果があります。優れた記憶力は、受験や就職試験などに役立つスキルです。

そろばんを習うメリットには個人差があり、必ずしもすべての方に当てはまるわけではありません。習い始める時期や方法によってもメリットは異なります。

 

3-2. そろばんを習うデメリット

そろばんには、計算力以外にも思考力や記憶力の向上に役立つメリットがあります。一方で、そろばんを習うにあたって以下の3つのデメリットにも注意が必要です。

字が雑になる
計算問題を早く解く必要があるため、字が雑になる傾向にあります。そろばんの解答は読めればOKという基準の場合が多く、字が雑でもさほど問題ありません。そのため、早く回答しようとする子どもほど字が雑になりがちです。
筆算が苦手になる
そろばんと筆算の計算方法は異なるため、子どもによっては筆算が苦手になります。筆算ができなくなる理由は、繰り上がりや繰り下がりを暗算しようとするためです。計算過程を書く習慣が身につかず、学校の授業で苦戦するケースもあります。
費用がかかる
そろばんは習い事であるため、費用がかかります。多くの場合、月謝以外にも検定試験の費用が必要です。そろばんの費用は他の習い事と比べると高くはないものの、掛け持ちすると費用が高額になる場合もあります。

デメリットにも注意しつつ、子どもが楽しく取り組めるような環境を整えることが大切です。

 

まとめ

そろばんを始める年齢に決まりはありません。日本珠算連盟によると小学生低学年に始める子どもが多いとされています。幼児期から始めると数字への苦手意識を感じず始められますが、早く始めても子どもによっては集中ができないということもあります。子どもがそろばんに興味を持った段階や数字に興味を示したタイミングで、そろばんを始めるか検討するとよいでしょう。

そろばんでの計算は右脳と左脳をバランスよく使うため、頭の回転が速くなったり発想力がついたりなどが期待できます。費用がかかったり筆算が苦手になったりなどのデメリットもあるため、そろばん教室の費用や雰囲気なども見ながら実際に始めるか検討しましょう。

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