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ピアノの習い事のメリット・デメリットと教室選びのチェックポイント

ピアノの習い事のメリット・デメリットと教室選びのチェックポイント

子どもの将来を考えて、幼いうちからピアノの習い事をさせようと考えている人もいるのではないでしょうか。子どもにピアノの習い事をさせることで、音感・リズム感を習得できるほか、集中力が鍛えられるといったメリットがあります。

一方でピアノ購入代や教室への入会金といったコストがかかったり、自宅で練習する場合には防音対策が必要になったりと、デメリットになり得ることもあるため、保護者にとっては入念な検討が必要です。

当記事では、子どもにピアノの習い事をさせるメリット・デメリットや、ピアノ教室を選ぶ際に押さえておきたいチェックポイントを解説します。

 

1.子どもにピアノの習い事をさせるメリット

子どもの習い事と言えば、ピアノをイメージする人も多いでしょう。ピアノは昔も今も、親が子どもに習わせたいと思う人気の習い事の1つです。子どもの頃からピアノを習うことは、子どもにとって多くのメリットがあります。

ここでは、子どもにピアノの習い事をさせるメリットを紹介します。

 

1-1.音感・リズム感を習得できる

ピアノを習うことで、音感・リズム感の取得が可能です。音感とは、音の高さと低さを判断できることを指し、具体的には「絶対音感」と「相対音感」の2種類があります。

絶対音感とは、瞬時に音の高さを判断できる能力です。絶対音感は、幼少期にしか身に付かないと言われています。一方で、相対音感とは基準となる音をもとにして、他の音を判断する能力のことです。相対音感は、大人になってからでも身に付けられます。

子どもの頃から音感を身に付けておけば、音楽力が上がり大人になってからもピアノや他の楽器演奏を楽しめるでしょう。また、音感・リズム感は、音楽やダンスだけでなく、外国語の習得にも役立つとも言われています。

 

1-2.集中力や人前に立つ度胸が身に付く

ピアノの演奏は、楽譜の内容を理解・暗記して演奏するだけでなく、自分が奏でている音を聴く能力も求められるため、集中力を身に付けられます。自然に集中力が身に付けば、勉強やスポーツなどのパフォーマンス向上が期待できるでしょう。

また、ピアノ教室に通うと半年~1年に1回のペースで発表会があるのが一般的です。発表会では大勢の前で演奏するため、最初は緊張することもあるでしょう。しかし、発表会を重ねるにつれて段々と慣れていき、人前に立つ度胸や自信、表現力が身に付きます。

ピアノの発表会は、学校生活や社会人になってからも役立つよい経験となるでしょう。

 

1-3.子どもの脳に良い影響を与えると言われている

ピアノは右手と左手の10本の指をそれぞれ動かすだけでなく、ペダルを踏む際には足も使って演奏します。指と足をフル活用してピアノを演奏することは、子どもの脳に良い影響を与える効果が期待できるでしょう。脳の発育は4歳で約80%、6歳の頃には約90%も発達しているとも言われており、できるだけ幼い頃からピアノを習わせるのが良いとされています。

出典:東京都生涯学習情報「脳と心の発達メカニズム~五感の刺激の大切さ」

例えば、指を速く動かす動きは、幼い頃にしか身に付けられない能力の1つです。この能力は脳の仕組み上、7歳頃までしか習得できず、大人になってからでは遅いと言われています。

 

2.子どもにピアノの習い事をさせるデメリット

ピアノの習い事をさせることは多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。子どもにピアノを習わせる前には、デメリットに対する理解も大切です。

ここでは、子どもにピアノの習い事をさせるデメリットについて確認しましょう。

 

2-1.ピアノ購入代や教室の入会金・月謝料金など費用がかかる

ピアノ教室に本格的に通い始めると、自宅での練習が必要となります。自宅にピアノがない場合には、新たにピアノの購入が必要です。ピアノは、グランドピアノから電子ピアノまでさまざまな種類が販売されており、ものによって数万円~数十万円の費用がかかります。

ピアノの購入代のほかに、ピアノ教室の入会金や月謝料金などの負担もかかります。入会金・月謝の費用はそれぞれの教室によって異なりますが、個人レッスンであれば月4回で6,000円程度、グループレッスンであれば月4回で3,000円程度が相場です。

また、発表会に参加する際は、その都度参加費や衣装代などもかかります。家庭の予算内で賄えるのかをしっかりと検討する必要があるでしょう。

 

2-2.自宅でピアノを演奏する際には防音対策が必要になる

ピアノを自宅で練習する際は、防音対策が必要です。特に、マンションや集合住宅などの場合、ピアノの演奏音が漏れることが考えられます。何の対策もないままピアノの練習を続けると、近隣の住人から苦情がきてしまう可能性も否定できません。

まずは、練習時間を朝9時~夜8時に限定するといったように、迷惑になりにくい時間帯を選びましょう。イヤホンやヘッドホンを着用できるタイプのピアノは、大きな音を出しても周囲に音が響かないためおすすめです。

ほかにも、防音対策のためのグッズを活用したり、防音ルームを設置したりするなどの対策方法もあります。自宅で対応できる方法を検討して、子どもがピアノの練習を思い切りできる環境を整えてあげましょう。

 

2-3.レベルや性格に応じた練習時間の確保が必要

ピアノの上達には、自宅での自主練習が欠かせません。子どもの年齢やレベルによって適正な練習時間は異なりますが、毎日30分ほどの練習が必要と言われています。

ピアノのほかに習い事をしている場合は、十分な練習時間を確保できません。また、未就学児であれば、ピアノに慣れるまで親が練習に付き合うことも多く、親のスケジュール確保が大変です。

このように、ピアノ練習のための時間捻出が難しいと感じる人もいます。ピアノを始める前に、十分な練習時間を確保できるのか、しっかりと検討する必要があるでしょう。

 

3.ピアノの先生・教室を選ぶ際のチェックポイント

ピアノ教室には、大手から個人までさまざまなところがあります。教室によって先生のタイプや教え方が異なるため、子どもに合った教室を選びが大切です。

ピアノ教室を選ぶ際には、以下のチェックポイントを参考にすると失敗しにくくなります。

先生の指導力や対応力
レッスンの進め方や、指導方法が分かりやすいかなどは重要なポイントです。また、子どもの質問に対して丁寧に対応してくれるのかも、ピアノの上達にかかわります。指導力や対応力に優れているか、しっかり確認しましょう。
先生と子どもとの相性
先生との相性が悪いと、子どもがストレスを感じてレッスンが嫌になる原因となります。「子どもが楽しく学べるか」「話しやすい先生か」など、無料体験レッスンを通じてチェックしておくのがおすすめです。子どもと先生の相性が良くないと感じた時のために、ほかのピアノ教室の選択肢も用意しておきましょう。
保護者の負担
ピアノ教室によっては、送迎だけでなくレッスン中も親が一緒にいなければならないケースがあります。また、自宅練習の際、保護者にサポートを求める教室もあるため、親の負担が大きくなる場合も考えられます。仕事の都合でサポートがあまりできない場合は、オンラインレッスンや出張レッスンに対応しているピアノ教室を選ぶのもよいでしょう。

 

4.子どもにピアノの習い事をさせるなら何歳から始めるとよい?

ピアノを始める時期は、早ければ早いほどよいと言われています。大手のピアノ教室には1歳からリトミックを学べる教室もあり、それぞれの年齢に合わせたレッスンを開催しているところも少なくありません。

具体的には、耳の発達が3歳ごろから始まり、脳は4歳までに急激に発達すると言われています。特に絶対音感を身に付けさせたい場合は、4〜5歳ごろまでに始めるのがベストです。

ただし、基本的にピアノ練習では、子どもも大人と同じものを使用します。成長段階の子どもの指への負担を考慮するなら、骨格が安定する6歳以降が安心です。

 

まとめ

幼いうちからピアノの習い事をさせるメリットとしては、子どもの脳に良い影響を与える点や、音感・リズム感・集中力などを身に付けられる点が挙げられます。

一方で、レベルや性格に応じた練習時間を確保する必要があったり、ピアノ購入代や教室の入会費、防音対策などにコストがかかったりする点はデメリットになり得るでしょう。

しかし、ピアノの習い事や発表会を通じて習得した絶対音感や人前に立つ度胸などは、子どもの糧となり将来どこかで役に立つ時がやってきます。子どもが成長した際に「ピアノを習っていてよかった」と思えるように、ピアノ教室選びは慎重に行いましょう。

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