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学童保育料金の相場は?公立や民間学童など種類ごとの特徴も解説

学童保育料金の相場は?公立や民間学童など種類ごとの特徴も解説

共働きの家庭も増え、学童保育の需要は年々高まっています。子どもを学童保育に通わせたいものの、実際にどれくらいの費用が必要なのか分からないという保護者の方も多いのではないでしょうか。

また、学童保育には公立学童や民間学童など、種類がいくつかあります。公立学童と民間学童のどちらを選べばよいのか、どのような違いがあるのか分からない方もいるでしょう。

この記事では、学童保育の料金相場や、学童保育の種類とそれぞれの特徴について紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

1.学童保育料金は施設の種類によって異なる

学童保育は、放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の通称です。小学生の児童を対象に、放課後や長期の学校休業期間中(夏休み、冬休み、春休みなど)に提供される保育サービスを指します。放課後児童クラブの主な目的は、仕事で日中、自宅に保護者がいない家庭の児童に対して、放課後に遊びや生活の場を与えること・健全な育成を図ることです。また、利用児童の約8割が、小学校1年生~3年生となっています。

出典:厚生労働省「放課後児童クラブ関連資料」

学童保育は、大きく分けて公設公営・公設民営・民設民営の3種類です。

公設公営 設置:自治体
現場運営:自治体
公設民営 設置:自治体
現場運営:民間企業(社会福祉法人やNPOなどが自治体に委託され実施)
民設民営 設置:民間企業
現場運営:民間企業

公設公営・公設民営は「公立学童」とも呼ばれ、民設民営は「民間学童」と呼ばれます。また、後ほど紹介する「放課後子ども教室」は、文部科学省が管轄している制度のため、どちらかと言えば公設に分類されます。ただし厳密に言うと、放課後子ども教室は学童保育とは別の事業です。

学童保育の料金相場は、公立学童か民間学童かで大きく異なり、公立学童のほうが利用料金は安い傾向です。民間学童の場合は、利用する施設によって相場が異なります。

 

2.公立学童の特徴と料金相場・内訳

放課後児童クラブは、全体の数に対して公立公営が約28%、公立民営が約49%と、全体の7割以上(2022年時点)を占めています。

出典:厚生労働省「令和4年(2022年) 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(令和4年(2022年)5月1日現在)」

公立学童では、どのくらいの料金相場で何に対して料金がかかるのでしょうか。以下では、公立学童の特徴と料金相場・内訳を紹介します。

 

2-1.公立学童の特徴

公立学童の特徴は、主に以下の通りです。

  1. 基本的な運営資金を自治体が負担しているため、保護者が負担する費用が少ない
  2. 小学校や、小学校から近い場所にあるため、学校の友だちとも遊びやすい(学校の教室や敷地内が約53%、児童館や公的施設が約22%)
  3. 施設間で、カリキュラムやサービスに大きな違いはない
  4. 平日は、18:00~18:30になると閉所する施設が多い一方で、18:30以降も開所する放課後児童クラブも増えている
  5. 人数制限が設けられている(規定ではおおむね40人程度、最大70人まで※)ため、「保護者が共働き」といった学童を利用できる条件をクリアしていたとしても、満員であれば利用できない場合がある
    ※71人以上の大規模クラブも一定数あり

出典:厚生労働省「放課後児童クラブ関連資料」

出典:厚生労働省「放課後児童クラブの基準等について(前回の積み残し)

 

2-2.公立学童の料金相場と内訳

公立学童の料金相場は、自治体によって異なりますが、毎月4,000円〜8,000円前後の料金設定となっているケースがほとんどです。

(公立・民間の両方を含めた)放課後児童クラブにおける月額利用料では、約8割が2,000円〜10,000円の間となっており、4,000円〜8,000円の利用料は約48%を占めます。また、ほとんどの学童施設でおやつを提供している状況です。

出典:厚生労働省「令和4年(2022年) 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(令和4年(2022年)5月1日現在)」

生活保護受給世帯や市民税非課税世帯、兄弟姉妹利用世帯が通う場合など、一定の条件に当てはまった際は、利用料が減額・免除になるケースもあります。

 

3.民間学童の特徴と料金相場・内訳

民間学童(民設民営)は、放課後児童クラブの約23%を占めています。運営母体としては、社会福祉法人が7.4%・NPO法人が4.2%・運営委員会/保護者会が5.0%です。また、令和3年から令和4年にかけて、民間学童は131施設増えています。

出典:厚生労働省「令和4年(2022年) 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(令和4年(2022年)5月1日現在)」

以下では、民間学童の特徴と料金相場・内訳を紹介します。

 

3-1.民間学童の特徴

民間学童の特徴は、主に以下の通りです。

  1. 施設ごとの独自サービスを提供していることが多い
  2. 小学校の放課後の保育場所というだけでなく、習い事の一環として通える施設もある(英語を学んだり、体操やプログラミングを学べたりと、ほかの習い事の施設に通うことなく学童の中で学べる場所もある)
  3. 施設によって家までの送迎や、19時以降の延長保育などに対応している
  4. 施設によってサービスに差があるため、施設ごとの特徴(サービス内容・保育の質など)を確認し、入会することが大切

 

3-2.民間学童の料金相場と内訳

民間学童の利用料金の相場は、運営する会社によって異なりますが、毎月30,000円〜50,000円前後です。厚生労働省の資料において、放課後児童クラブにおける月額利用料で20,000円以上かかるのは1.1%となっていますが、実態としては毎月30,000円〜50,000円前後を見込んでおくとよいでしょう。

出典:厚生労働省「令和4年(2022年) 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(令和4年(2022年)5月1日現在)」

毎月の利用料金にプラスして、入会金や学童の授業に必要な備品の購入、オプション費用などが必要な場合があります。また、子どもの送迎サービスや延長保育、夏休みや冬休みなどの長時間保育によっては、毎月50,000円〜70,000円の支払いとなる方もいるでしょう。

学童によって、月額料金にどこまでのサービスが含まれるのかは異なります。資料や説明会などで事前に確認し、把握しておくことが大切です。

 

4.放課後子ども教室の特徴と料金相場・内訳

放課後子ども教室とは、放課後児童クラブとは異なる事業であり「放課後子どもプラン」として、放課後子ども教室と放課後児童クラブは連携しています。

放課後子ども教室の特徴と料金相場・内訳は、以下の通りです。

 

4-1.放課後子ども教室の特徴

放課後子ども教室は、文部科学省が管轄している事業です。子どもが安全かつ安心して過ごせる居場所の確保、地域住民と一緒に行う学習・スポーツ、文化活動や交流活動の推進を目的としています。厚生労働省が管轄している、放課後児童クラブのような、預かりを目的とした保育事業とは異なる制度です。

出典:文部科学省「放課後子供教室の概要 」

保護者の就労状況に関係なく、小学生であれば誰もが参加できるのも、放課後子ども教室ならではの特徴と言えます。

また、学童保育のように子どもの預かりを目的とした事業ではないため、見守る大人のスタッフは地域住民である大学生やお年寄りの方々、退職した教師などさまざまです。宿題の指導をはじめとした学習支援や工作の体験教室、昔の遊びや地域行事への参加といった交流活動など、多様なプログラムがあります。

 

4-2.放課後子ども教室の料金相場と内訳

放課後子ども教室も自治体によって大きく異なりますが、料金は無料〜数千円程度です。放課後子ども教室で、宿題を見てもらうだけであれば無料で参加できますが、工作関係の催し物といったカリキュラムによっては教材費用が必要です。

自治体の中には、子どもの安全を守るために保険料として700円〜800円前後を徴収しているところもあります。また、おやつを希望する場合は、100円〜200円前後のおやつ代がかかるケースも少なくありません。

 

まとめ

公立学童・民間学童、放課後子ども教室は、それぞれ特徴や利用料金が異なります。まずは自分たちの地域にある施設を調べてみて、各家庭や教育方針に合いそうな学童を選ぶとよいでしょう。

その上で、子どもと保護者双方が安心できる施設を選ぶことが大切です。放課後の過ごし方は、子どもにとって成長に影響する貴重な時間でもあります。もし、習い事に通わせることを検討しているのであれば、民間学童を利用するのも1つの手段です。

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