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学童とは?定義・種類から現状と課題まで詳しく解説!

小学校に入学すると、学童を利用できるようになります。学童は保護者が自宅にいない時間に児童を支援してくれる場所ですが、幼稚園や保育園との違いが分からず、利用をためらっている人もいるでしょう。

当記事では、学童の定義や種類、学童の現状と課題を通じて、学童とはどのようなものかを厚生労働省の資料とともに解説します。また、学童を選ぶときに検討すべき3つのポイントも紹介しているため、学童について知りたい人はぜひご覧ください。

目次

学童とは?

学童とは?

学童とは、放課後や夏休み・冬休みの長期休業期間などに、保護者に代わって児童の保育をするサービスです。仕事や介護で自宅に保護者がいない時間を対象に、児童へ生活の場や遊べる空間を提供します。

学童の正式名称は「放課後児童健全育成事業」です。児童福祉法第6条の3第2項の規定に基づき、主に厚生労働省の管轄のもと運営されています。

学童は自宅に保護者がいない時間を1人で過ごす児童にとって、安心して過ごせる大切な居場所です。

学童の定義

厚生労働省が2009年に実施した「社会保障審議会少子化対策特別部会」の資料によると、学童の目的と役割は以下のように定義されています。

学童保育の目的・役割
共働き・一人親の小学生の放課後(土曜日、春・夏・冬休み等の学校休業中は一日)の生活を継続的に保障することを通して、親の仕事と子育ての両立支援を保障すること。
引用:厚生労働省「学童保育の目的・役割がしっかりと果たせる制度の確立を~ 一人ひとりの子どもたちに「安全で安心して生活できる学童保育」を保障する ~」

学童の狙いは、成長期にある児童が安心して過ごせる「生活の場」を提供するとともに、働く保護者をサポートする点にあります。

また、学童がカバーする「放課後」の範囲の広さも見逃せません。全国学童保育連絡協議会が調査した2007年の学童年間開設時間は、下記のとおりです。

 日数時間
平日198日742時間
土曜日49日452時間
長期休業日47日459時間
合計297日1,653時間
出典:厚生労働省「学童保育の目的・役割がしっかりと果たせる制度の確立を~ 一人ひとりの子どもたちに「安全で安心して生活できる学童保育」を保障する ~」

学童が開設している時間は、年間で1,653時間にも及びます。

学童は「家庭」のような環境を備えており、宿題・おやつ・昼寝・大人との会話など、家庭で行われるありふれたことを当たり前にできることが基本です。

学童の種類3つ

学童は大きく分けて「放課後子ども教室」「放課後児童クラブ」「民間学童」の3種類があります。それぞれの違いは、運営主体やプログラム・サービス内容などです。ここでは、各学童の特徴を紹介します。

放課後子ども教室

放課後子ども教室は、文部科学省が管轄する学童です。厳密に言えば厚生労働省による学童とは異なる事業ですが、ここでは広い意味で児童を支援するものとして紹介します。

放課後子ども教室は主に学校の余裕教室を利用し、学習支援・体験活動・交流活動などさまざまなプログラムを実施しています。児童の指導員は、主に地域のボランティアや学生です。基本的には短期のプログラムとなっており、放課後児童クラブと連携して実施されるケースもあります。

放課後児童クラブ

放課後児童クラブは、厚生労働省が管轄する学童です。共働き家庭や一人親家庭の小学生を対象に、放課後に安心して過ごせる生活や遊びの場を提供しています。放課後児童クラブは児童館や学校を使用し、児童は宿題や遊びなどをして過ごします。児童の指導員は保育士や放課後児童支援員など、専門性のある人が担う点が特徴です。

なお、施設によっては、利用対象児童に年齢制限を定めている場合があります。

民間学童

民間学童は、NPO法人や民間企業などの事業者が運営する学童で、導員は運営者に雇用された職員です。公営の学童と異なり、就労証明書などの証明が必要なく、柔軟に対応してくれるという特徴があります。また、指公営の施設と比較すると夜間預かりや多彩な年間イベント、夕食などのサービスがある一方、利用料金や保育料金は高い傾向です。

学童の現状と課題

学童の現状と課題

学童は共働き世帯や一人親世帯にとって心強い存在である一方、課題があることも事実です。特に待機児童数が多い現状は、喫緊の課題となっています。

ここでは、厚生労働省の資料をもとにした待機児童数の現状と、保育の質に対する課題について詳しく解説します。

現状:待機児童数が多い

厚生労働省が公表した「令和2年(2020年)放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況」によると、放課後児童クラブへの登録児童数は1,311,008人と過去最高を記録しました。

登録児童数の増加を受けて、行政側は受入れ可能な放課後児童クラブを増やしています。放課後児童クラブ数は26,625か所と過去最高を更新し、前年と比べ744か所の増加です。さらに放課後児童支援員(放課後児童支援員や認定資格研修修了者、補助員)の数も増加して165,725人となっており、前年比で12,311人増えています。

行政側の努力により、待機児童数は前年比2,266人減の15,995人となりました。しかし、依然として多くの待機児童数がいる状況は変わらないため、入所を希望しても利用できない現状にあります。

出典:厚生労働省「令和2年(2020年)放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(令和2年(2020年)7月1日現在)」

課題:保育の質の向上

近年、学童で課題となっていることが保育の質の向上です。学童の登録児童数は過去最高を示し、放課後児童クラブ利用を求める家庭は増えています。

行政側も人員増加を図ってはいますが、放課後児童クラブにおける人員不足は否めません。児童の数が一気に増えてしまい、児童の世話を十分にできない施設もあります。

人員不足の深刻化は、2015年から開始した新制度も原因の1つです。小学4年生以上の高学年の児童が利用できるようになった結果、学童の人員は一層不足するようになりました。

出典:内閣府「子ども・子育て支援新制度」

働き手の不足により施設によっては保育の質に差が生じており、今後どのように保育の質を向上させるかが学童の課題となっています。

学童を選ぶときに検討するべき3つのポイント

学童を選ぶときは、検討するべきポイントがあります。「何時から何時まで利用できるのか」「児童の数に対して職員の数は足りているのか」といった点をチェックすることで、児童に適した学童を利用することができるでしょう。

ここからは、学童を選ぶときに検討するべきポイントとして、「利用できる時間」「職員の数」「施設の雰囲気」の3点を解説します。

利用できる時間

学童を選ぶときに検討するべき3つのポイント

学童を選ぶときは、利用時間のチェックが欠かせません。公営の放課後児童クラブと、民間企業やNPO法人が運営する民間学童では、利用できる時間に違いがあります。

放課後児童クラブのような公営学童は、最長でも19時までの利用が一般的です。一方で、民間学童では19時以降の利用も可能としている施設があり、延長保育に対応している施設であれば、仕事などで迎えが遅くなってしまう場合も安心です。

ただし、延長保育は利用料金の問題もあるため、自身の都合に合わせて、場合によっては学童を併用することも1つの選択肢です。延長保育可能な施設の場合は、送迎サービスの有無も確認してください。

職員の数

学童の入所申込書や入所案内で職員と児童の数が分かる場合は、児童の数に対して職員の数が足りているかも確認しておきましょう。一概には言えませんが、職員の数が足りていない学童では、児童への対応が十分にできていないケースも珍しくありません。

職員の目が行き届かない環境は、児童にとっても職員にとってもストレスフルな環境です。同じような条件で児童の数に対して職員の数の多い施設がある場合は、なるべく職員の数が多い施設を選ぶことをおすすめします。

施設の雰囲気

学童選びでは、施設の雰囲気も大切な判断基準です。事前に施設を見学して実際の保育の様子を確認しておきましょう。

学童には、イベントや学習プログラムに注力している施設もあれば、児童の自主性に任せてのびのびと保育している施設もあります。

イベントの頻度や実施している学習プログラムなどを踏まえ、通っている児童の様子や施設全体の雰囲気を感じることが重要です。不明な点があれば、見学をしたときに職員へ質問してみてください。

まとめ

学童は、共働き世帯や一人親世帯の児童が、家庭で過ごす時間と同じような時間を過ごせる場所です。学童には、放課後子ども教室・放課後児童クラブ・民間学童の3種類があり、学童の種類によって管轄や利用時間、指導員などが異なります。

現在、児童と職員の数が見合っておらず人員不足を起こしており、保育の質の向上が求められています。そのため、児童を通わせる学童を選ぶときは、利用時間や施設の雰囲気だけでなく、職員の数にも注目することが大切です。

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